$Page 手動MIDIマッピングを作成する $TargetName Creating Manual MIDI Mappings このレッスンでは、「手動マッピング」を使ってMIDIコントロールサーフェスでLiveを操作する方法を学びます。ノブ、キー、スライダー、パッドをLiveのインターフェースの各部分にマッピングすることにより、ハードウェアを基本とするスタジオで作業するような自由性と柔軟性がもたらされます。 手動マッピングは、ネイティブ対応のコントロールサーフェスを使用する際にも便利です。これらのデバイスにより使用されている「インスタントマッピング」に対し、手動マッピングを優先させることができます。 まずは、外部MIDIキーボードまたはコントロールサーフェスがご使用のコンピュータに接続されており、電源が入っていることを確認してください。 Divider.tif *このレッスンでは、Liveセットを使用し、実際に操作を行いながら学ぶことができます。準備が整ったら、 $Link ここ をクリックしてLiveセットをロードしましょう。* Divider.tif 下の[次のページ]ボタンを押して進みます。 $Comment -------------------------------------------------------------------------------- $Page MIDIマップモード $TargetName MIDI Map Mode 手動マッピングは、「MIDIマップモード」で作成・編集します。アプリケーション・ウィンドウの右上隅にある「MIDI」スイッチをオンにして、このモードをオンにすることができます。 MidiMapSwitch.png LiveでMIDIマップモードが有効な場合、2つの点がその他のモードと異なっています。 *1:* リモートコントロール可能なインターフェース要素がすべて反転表示されます。この例では、反転表示色は青色になっています。 HighlightedElements.png *2:* Liveの「マッピングブラウザ」が使用可能になります。 MappingBrowserOverview.png ブラウザが展開されていない場合、 *$CommandMod + $OptionMod + B* のキーボードショートカットを使ってフォルダを展開することができます。また、ブラウザの右角を左右にドラッグしてサイズ変更することもできます。マッピングブラウザについては、最初のMIDIマッピングを行った後詳しく見ていきます。 $Comment -------------------------------------------------------------------------------- $Page クリップをラウンチする $TargetName Launching Clips まず始めに、コントロールサーフェスから直接クリップをラウンチできるよういくつかマッピングを作成しましょう。MIDIキー、パッド、ボタンを「クリップスロット」にアサインし、マウスを全く触ることなくLiveセット全体を再生することができます。 まだMIDIマップモードがオンになっていない場合、オンにしてください。 MidiMapSwitch.png いずれかのクリップを一度だけクリックして選択します。 SelectedClip.png 「ステータスバー」に、クリップスロットをMIDIマップする準備が整ったことが表示されます。 StatusBarAdvice.png MIDIコントロール可能なコントロールサーフェス上のキー、ボタン、パッドをどれか一つ押し、選択したクリップスロットをアサインします。 MIDIマップモード中はMIDIマッピングは機能しませんので、アサインをテストするにはコントロールバーのMIDIスイッチを無効にする必要があります。 MIDIアサインは、クリップ自体にではなく「クリップスロット」に対して割り当てられていることに注意してください。つまり、スロット内の異なるさまざまなクリップを、マッピングをそのたびごとに変更することなく試聴することができます。 同一のMIDIキー、ボタン、パッドを複数のクリップにアサインすることができます。その場合、クリップはすべて「異なる」トラックに置かれている必要があります。同一のコントロールをあるトラックの1つ以上のクリップにアサインしようとすると、警告メッセージが表示されます。 Divider.tif *メモ:* マッピングされたコントロール上の番号はMIDIに関連しています。最初の番号はリモートコントロールメッセージが送信される「MIDIチャンネル」を示し、2番目の番号は特定のノブ、スライダー、キーなどの「MIDI CC番号」を示しています。この情報は、マッピングブラウザに更に詳しく表示されています。 $Comment -------------------------------------------------------------------------------- $Page マッピングブラウザ $TargetName The Mapping Browser マッピングを作成すると、Liveのマッピングブラウザーに加えられます。マッピングブラウザーは、あなたのセットの手動マッピングを管理する専用ブラウザーです。 各エントリに対し、MIDIチャンネル、MIDIノートまたはCC番号、マッピングされたパラメータのパスおよび名前、マッピングされた範囲の最小値および最大値が表示されます。 MappingBrowser.png [Min]および[Max]フィールドでは、マッピング範囲を詳細に設定することができます。マッピングは、[Min]を[Max]よりも大きな値に設定するか、ブラウザ内のマッピングを *$ContextMenu* してコンテクストメニューから[範囲を反転]を選択することにより反転させることができます。 リストから選択してから「Delete」または「バックスペース」キーを押し、マッピングを削除することができます。複数のマッピングを一度に選択し削除することもできます。 マッピングブラウザへは、「MIDI/キー/マクロマップモード」が有効である場合のみアクセスできます。 Divider.tif *ヒント:* デバイスパラメーターへのマッピングをダブルクリックすると、Liveのデバイスビュー内のデバイスが選択されます。 $Comment -------------------------------------------------------------------------------- $Page 半音階単位の再生に対するマッピング $TargetName Mapping for Chromatic Playing 1つのキーを使ってクリップをラウンチする方法を見てきましたが、Liveでは、キーの「範囲」をクリップにアサインし、従来のハードウェア・サンプラーのように半音階単位で再生させることもできます。 トラック「Chords」内のクリップ、例えば「guitarchorus」で試してみましょう。MIDIマップモードに切り換え、クリックしてクリップを選択します。 ClipRangeMapping.png クリップをそのトランスポーズされていないピッチで再生するMIDIキー(「ルート」キー)を押した「まま」にします。ルートキーを押した「まま」、ルートキーの上のキーを押しピッチ範囲の上限を、ルートキーの下のキーを押し下限を設定します。 このクリップに対して表示されているマッピングは、これまでに見てきたものと少し異なっています。設定したキー範囲の「下限、ルート、上限」の3つのノートの前に、「MIDIチャンネル」番号がリストされています。 TripartDisplay.png MIDIマップモードを終了した後、このキーボード範囲にわたってクリップ「guitarchorus」を半音階単位で再生することができます。 $Comment -------------------------------------------------------------------------------- $Page 選択されているクリップをコントロールする $TargetName Controlling the Selected Clip 「クリップビュー」パラメータをマッピングすることで、各クリップの再生プロパティをコントロールすることができます。クリップビューは、エフェクトおよびインストゥルメントを表示するデバイスビューと同じく、アプリケーションウィンドウの下半分に表示されます。$ShiftMod+Tabで、この2つのビューを切り替えることができます。 クリップビューの「クリップ」ボックスの一番下には、1つのクリップの再生位置をシーンに対して相対的にずらすことのできる「ナッジ」ボタンがあります。 PlayPosNudgeMap.png ナッジボタンの間に置かれている「スクラブコントロール」は、MIDIマップモードでのみ表示されます。このコントロールをエンドレスエンコーダにアサインすれば、クリップに対してスクラブホイール機能を使用することができます。 ナッジ、スクラブ、クリップ再生位置の移動は、現在の「グローバルクオンタイズ」の設定単位で変更されます。設定されているクオンタイズは、コントロールバーに表示されています。 QuantizationChooserHands.png 「サンプル」ボックス(クリップボックス下のセレクタを使って表示と非表示を切り替えることができます)には、マッピング可能な「トランスポーズ」および「ボリューム」コントロール、クリップの「スタート」および「エンド」マーカー、「ループ位置」および「ループ長さ」コントロールがあります。最後の4つのコントロールには、それぞれ「設定」ボタンが付いており、マーカーを再生中にオンザフライで設定することができます。 SampleBoxMap.png $Comment -------------------------------------------------------------------------------- $Page シーンをラウンチする $TargetName Launching Scenes セッションビューの「シーンラウンチ」ボタンも、外部ボタン、キー、パッドにマッピングすることができます。その手順はクリップの場合とほぼ同様で、アサインするクリップを選択する代わりに、マスタートラックからシーンを選択します。 SceneAssign.png MIDIコントローラがすでにクリップにアサインされている場合、コントローラをシーンへアサインすることができませんのでご注意ください。 このセットのクリップやシーンをご使用の外部デバイスへアサインし、新しいセットアップを使用してみましょう。 $Comment -------------------------------------------------------------------------------- $Page 関連ナビゲーション $TargetName Relative Navigation 関連ナビゲーションマッピングを作成することにより、セッションビューの選択範囲を遠隔操作し、別の操作を行いながらクリップおよびシーンをラウンチすることができます。 MIDIマップモードをオンにし、マスタートラックの「関連ナビゲーション」コントロールを選択します。下図がそれです。 RelativeScene.png 隣接した2つのボタン、パッド、キーを上下矢印ボタンにアサインしましょう。上下矢印ボタンはシーン選択部分を上下に移動させるのに使用されます。 UpDownScene.png エンコーダを右の値ボックスにアサインし、シーンをスクロールすることもできます。 ValueBoxScene.png ここで、このボタンにいずれかのボタン、パッド、キーをアサインし、現在選択されているシーンをラウンチします。 PlayScene.png 「トラックのラウンチ」マッピングをシーンナビゲーションマッピングと連動して使用し、現在選択されているシーンからクリップを1つずつラウンチすることができます。 TrackLaunchButtons.png $Comment -------------------------------------------------------------------------------- $Page ミキサーをコントロールする $TargetName Controlling the Mixer ここで、Liveのミキサーとリモートコントロールを使用する方法について見ていきましょう。 「トラックボリューム」スライダーをコントロールサーフェスへマッピングし、ハンズオンでミックス可能にしましょう。MIDIマップモードで、トラック「Rhodes」のボリュームスライダーをクリックして選択します。 MappingVolume.png このトラックのボリュームをコントロールするのに使用する外部デバイスのノブまたはフェーダを選択します。ノブまたはフェーダを動かし、トラック「Rhodes」のボリュームスライダーにアサインします。 隣に並ぶ外部デバイスのノブまたはスライダーを使って、パンノブをマッピングを繰り返します(トラックのコントロールをまとめておくと便利です)。 PanVolumeMapped.png マスタートラックを含む残りのトラックに対し、ボリュームおよびパンコントロールのマッピングを続けることができます。同一のコントロールを複数のボリュームスライダーにマッピングし、同時にコントロールすることもできます。 $Comment -------------------------------------------------------------------------------- $Page ノート範囲を介したパラメータのコントロール $TargetName Parameter Control via Note Ranges ノブやスライダーをボリュームおよびパンにマッピングする代わりに、「ノート範囲」をこれらのパラメータにマッピングすることもできます。先に、クリップを半音階でマッピングした際にも少し触れましたが、可変パラメータに適用される場合、マッピングされたノートは、パラメータの値範囲に渡って均等に分配されます。つまり、ノート範囲をボリュームスライダーにマッピングすると、一番高いノートによりスライダーの最高値が、一番低いノートにより最低値が設定されます。 このようなマッピングを作成するのは簡単です。キー範囲の上限および下限となる2つのキーを押し続けます。 PanVolumeMappedNoteRanges.png マッピングされたノート範囲は、マッピングブラウザ内により分かりやすく表示されています。 MappedRangesInBrowser.png $Comment -------------------------------------------------------------------------------- $Page インストゥルメントとエフェクトのコントロール $TargetName Controlling Instruments and Effects エフェクトは、クリップにダイナミックな変化をもたらしますが、マウスやトラックパッドを使用する場合、ハードウェアを使用するときのように自然な操作が行えません。しかしLiveでは、インストゥルメントやエフェクトをコントロールサーフェスに簡単にマッピングすることができます。 トラック「Rhodes」の「Auto Filter」エフェクトを使って試してみましょう。まず最初に、MIDIマップモードが無効であることを確認します。次に、トラック「Rhodes」のタイトルバーをダブルクリックし、デバイスビューにAuto Filterを表示します。 MappingTitleBar.png MIDIマップモードを有効にし、Auto Filterの「カットオフ周波数」および「Q」パラメータ(下図)をご使用の外部コントローラのノブまたはスライダーにアサインします。 AutoFltrFreq.png ボリュームやパン同様、ノート範囲を使ってデバイスパラメータをコントロールすることもできます。 MIDIマップモードを無効にし、シーンをどれか1つ、またはクリップ「Rhodes」を再生し、ご使用のコントロールサーフェスのノブを動かしてサウンドが変化するのを確認します。 Divider.tif *ヒント:* VSTとAudio Unitsプラグインのマッピングも、Liveのビルトインデバイスのマッピングと同じく簡単に行えます。 $Comment -------------------------------------------------------------------------------- $Page ヒント、トリック、リソース $TargetName Tips, Tricks and Resources Liveの「トランスポートコントロール」は、アプリケーションウィンドウ一番上のコントロールバーにあります。 MappingControlBar.png トランスポートコントロールを使うことにより、Liveで再生・停止・録音が行えます。 MIDIマッピングされたトランスポートコントロールは、トラッキングやレコーディングの際に特に便利です。 複数のコントロールサーフェスを同時に使用することができます。例えば、クリップのラウンチにUSBキーボードを使用しながら、ノブボックスを使ってエフェクトを微調整することができます。 同一のコントロールサーフェスを常に使用し、同一のリモートコントロールアサインを行う場合、デフォルトセットを作成することで時間を節約することができます。デフォルトセットはすべての新規Liveセットのデフォルトとなり、すべてのMIDIおよびキーマッピング情報がそこに含まれます。現在のセットをテンプレートとして保存するには、[File/Folder]環境設定の対応するセクションを使用します。 SaveSetAsDefault.png インスタントマッピング、キーマッピング、マクロマッピングを含むコントロールサーフェスとマッピングに関する情報について、詳しくはリファレンスマニュアルの「MIDIおよびキーリモートコントロール」の章をご参照ください。 $Comment Status: Translate $Comment Translation Status: Up-to-date